今回は、インターンシップについて。
私ども「僕ラボ」でも、今年度のインターンシップ生の募集を開始した。
僕ラボのインターンシップとは、昨今よくある「インターンシップという名を借りた企業説明会」ではなく、本来の、「就業体験」という意味でのインターンシップだ。
毎年、インターンシップ20~30名程度の規模で実施しており、早いもので今期で4年目。
毎回試行錯誤を繰り返しながら、インターンシップを実施している。
つい先日まで弊社でインターンシップをしていた学生(4年生)もこの春、卒業→就職してはや1ヶ月。早いものである。
そろそろ研修期間を終えて、現場配属になるころだろう。研修期間は会社のよってそれぞれだが、ここでいわゆる「学生」から「社会人」へとマインドセットされる。
実務の前の知識的な座学やビジネスマナー、営業ロープレなどさまざまなコンテンツを短期集中で一気に詰め込むのだ。
ここで「社会人」のマインドにならない新人は後々結構つらい。
是非、研修で学んだことを現場で実践して欲しいものだ。
私はクライアントの新入社員研修なども行っているのでイメージが沸くのだが、はじめの研修で大事にしていることは、業種業態違えど、ほとんどの会社で変わらないのでは、と感じている。
それは、大きく分けて2つのことだ。
1つ目は、先ほどもいったように「マインドセット」。
これが実はとても重要。大学卒業までの二十数年間は「何かをしてもらうのが当たり前」という立場で生きてきた。
しかし社会人になると、「何かをしてあげる」ことで価値が出てくる=お金がもらえる、のだ。
ここの転換に躓くと、指示待ちの受動的で生産性の低い人材になる。そうならないよう、まずは心理面の転換を図るのだ。
2つ目は、「行動」の変革。
1つ目からの連動になるが、転換したことをどう行動に移すのか、ということだ。今までは極論すると、1人でも生きてこれた環境だ。そういう人は少ないが、誰にも関わらずとも生きていける環境にはある。
嫌なこともしないで済んでいた。しかし、ビジネスの現場では常に人とのかかわりがある。会社の人だけでなく、クライアント、協力会社、など様々だ。
そういった環境で仕事を進めていくには、「報・連・相」にはじまり、依頼や協力、説得など必要な場面で必要なコミュニケーションが求められる。もちろん納期やスケジュールに加えて、クオリティも求められる。
こういったことの基礎となる行動について、初期研修では徹底的に叩き込まれるのだ。
「叩き込まれる」ということ、なんだか軍隊っぽく聞こえるかも知れないが、実際のところ目的はさほど変わらないと思う。
結局のところ、その組織で活躍するためには、研修での学びをしっかり吸収し、現場で活かしていくことだ。
さて、それらのことを踏まえつつ、インターンシップのメリットについて、考えてみる。
① 職場のイメージを具体的に把握できる
② ビジネスマナーなどが身につく
③ 業界の知識・スキル・意識などが得られる
④ ビジネス現場における必要な行動が身につく
大きくは上記4つだが、もちろん職種や業界によって違ったさらなる深い経験になることだろう。ビジネスモデルやステークホルダーとの関係、人脈、売り込みなどいわゆる社会との関わりが強くなることで活かせることが増えるのである。
私ども僕ラボでのインターンでは、クライアントが人事担当者なので、どういった人材を求めているのか、が人事目線で得られるし、クライアントから「ウチに来ない?」と声をかけられることもある。
また、業界問わず訪問するので、様々な業界の人事担当者と話すことになるので、業界知識や仕組みにも強くなる。
なかなか日常生活では接点のない、今まで知らなかった企業の魅力に触れることもできる。
営業スキルも身につくし、コミュニケーション力も向上する。
もちろん厳しい環境なので、悩むこともあるだろうが、現場の社員が丁寧にフォローしてくれるし、何しろ成長の機会としては最適な環境なのだ。
ということで、なんだかんだでいいことづくめなのである。
最後はなにやら宣伝っぽくなっているが、自身の状況・環境と照らし合わせてどうだろうか?
これまで、非常に多くの学生の話を聞いたが、(僕ラボでの)インターンシップをやったことに対して後悔している、ということを耳にしたことがない。
まだ5月!
何か新しいことをはじめようかなぁ~と思っているなら、是非インターンシップをオススメしたい!!
もし、、、僕ラボのインターンシップに興味があれば、こちらから連絡をいただきたい。