【16卒】出遅れた!? って思う就活生が今だからするべきこと

【16卒】出遅れた!? って思う就活生が今だからするべきこと

8月の解禁日から、あっという間に1ヶ月がたった。
自分の身近な就活生達も続々と内定報告をうけるようになっている。もちろん、「就活終わりです」という人もいれば、「これから悩みます」という人もいる。

この手の人たちは、安心しているが、正直安心できない人もいる。あえて率直な言葉で言えば、それは、現時点で「内定ゼロ」の人だ。

この「内定ゼロ」の人たちには2通りいると思う。
①3月くらいから、企業数はたくさん受けてきたが選考に通過できなかった人
②8月から解禁だからと、慢心していた人

どちらも問題あると思うが、今回は①の人について書こうと思う。

そもそも、新卒採用で人事が見極めるのは、能力と志向性であるが、私が思うに内定が取れない人の傾向は次の通りだと思う。

・面接で、相手の質問への回答ができていない(能力)
・準備不足(自分の思考や行動を論理的理由を持たせられていない)
・企業の研究不足

一つ目は、面接の場での緊張もあるかもしれないが、これは企業人事との接点の量を増やすことから始まると思う。説明会や選考だけでなく、OB訪問でも良いし、社会人との交流会のような場、インターンシップなどで社会人との接点の機会を増やせば、いい意味で「社会人もこんなものか」と距離感がわかり、緊張もある程度コントロールできようになるのではないかと思う。
少なくとも私たちのインターン生は社会人との接点経験量が他の学生を圧倒しているのでこのあたりは内定をもらえている理由に繋がるだろう⇒前コラムへのリンク

二つ目、三つ目については、やり方を知らないこと(情報不足)が大きな要因だと思う。
よく人事担当者から聴くことは、「当社である理由が不明確」という点だ。
8月解禁になり、取り合えず企業の面接を受ける人材が増えたため、「企業を選んだ理由が不明確」なまま、選考に進み、最後の最後で大事な質問に答えられず、不採用というケースが多いという。
ただ、これは、情報にふれ、自分の価値観とのマッチングの整理の仕方が分からなければ、進めることはできない。もっと言えば、企業内部のリアルな情報(経験や体験)を積み重ねる機会を増やし、肌感覚でも良いので「あってる企業」「あわない企業」の情報を集めることである。その蓄積が、「なぜこの会社なのか」という理由を創ることになる。

今、「内定ゼロ」で出遅れたと思っている人がすべきことは、遅れた分だけ、まずは行動量を増やそうということである。

もちろん戦略的な時間の使い方は必要であるので、私たちが実施するセミナーや企業へのインタバイトも就活に効果を発揮すると思っている。

長く雨の日が続いているが、外に踏み出すことを続けていって欲しいと思う。