人生には3度のモテキがあると言うが、就活シーズンこそモテキの1回になるのではないか。
ただし、異性ではなく企業にだが…
というのも、ここ数年企業側の景気回復に伴い人員確保が急務になっている。会社の成長には必ず人の力が必要だからだ。
昨年よく学生に聞かれたのは【どこの企業に決めればいいのか?】が多かった。
本来、自分が希望している業界に就職するのが一般的だが、ビジネスの多角的な展開により希望する職種が様々な企業で必要になっているのだ。
予想もしていなかった?記念受験で受けた?別業界の大手企業からも内定をもらえる時代になっている。
分かりやすく言えば、好きな人ではなく、皆が憧れる人から告白されて悩むのと一緒だ。
さて、君ならどうする?
叶わないかもしれないけど本命に貫くプライド?周りの目を気にしたステータス?様々な要素から決める項目があると思う。
昨今の就職活動は本当に似ている。
もう一度問いたい。君ならどうする?
日本の終身雇用の概念はまだまだ強い。所謂、付き合う=結婚と同じ。
重い…
それをこの期間に決めないといけない。
では、どうすれば決められるのか?
とは言えこの短期間で決めるのも酷なことだと思うが、とても大事な選択だと思う。
私もよく学生と日々面談しながら言うことは、自分で決めなさい!
1%でも誰かに決めてもらうと必ず苦しくなったときにそこに逃げたくなるのが人間の嵯峨だからだ。
っということを毎年のように多く言っている気がしている。
話しを戻すとどう企業を決めるかの、重要な要素は、“自分がどのように、その会社に入って、どのように活躍しているのか?”
もっと言うとどのように【売上・利益に貢献できるのか?】【そして自分の人生をかけられるのか?】
ここに尽きると思う。
このように、多くの内定をもらえる市況感の中で、自分がどのように企業を選ぶか?
もう一度自分が企業に入社してどのように会社・社会へ貢献できるかをイメージして
就活戦線に向かっていただきたいと切に思う。